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サイト「Nanayo-Duki」と連動した紀和沙のブログ。日記・サイト更新情報・創作お役立ち本レビューなど。イラスト・小説などの作品はサイトにあります。詳しくは、右中段のリンクから!
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読んだ本の数:26冊
読んだページ数:6577ページ

( ゚ω゚ ) < どくしょ ここまで

10月の読書メーターまとめです。今月はまあまあな感じ。
ではちゃっちゃとおススメ本を紹介。

・『蒼穹の昴(1)』(浅田次郎、講談社、2004年)
・『藤田和日郎短編集(2) 暁の歌』(藤田和日郎、小学館、2006年)
・『オタク成金』(あかほりさとる、アフタヌーン新書、講談社、2009年)
・『ほんまにオレはアホやろか』(水木しげる、新潮文庫、新潮社、2002年)

『蒼穹の昴』は、ドラマ化もされている小説。清朝末期を舞台に、みずから宦官になった少年・春児やそれをとりまく人々、状況が描かれます。歴史物なのに、すごくわかりやすいし読みやすい!目からウロコが落ちました。

『暁の歌』は、『うしおととら』で知られる藤田和日郎先生の短編集。各短編には藤田先生のあとがきがつき、短編集を描くにあたって描いたラフやメモも収録されています。また、デビュー以前の短編も。

『オタク成金』は、アニメ界の「コムロ」と呼ばれたあかほり氏の軌跡。オタク分野には詳しくない女性ライター天野氏が、あかほり氏にインタビューしたものをまとめたという体裁です。サクサク読めますし、「ビッグになりたい!」とアニメ界に飛び込んだあかほり氏のパワーが伝わってきます。

『ほんまにオレはアホやろか』は、水木しげる先生の自伝。マイペースがこうじて落第生、出征による壮絶な体験、苦労に苦労の漫画家人生…普通の人間ならとっくの昔にねじ曲がってしまうであろう波乱万丈な人生を、あくまでとぼけた筆致で語ります。


     

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わーい、作家さんに作品レビューしてもらったよー。

というわけで、北原亜稀人さんのブログ「レビュー++」にて、拙作「龍×琥オーヴァードライブ」をレビューしていただきました。その記事へのリンクです。
龍×琥オーヴァードライブ/ 紀和沙 様 作
龍×琥オーヴァードライブ 第一章「佩剣衝星」
龍×琥オーヴァードライブ 第二章「如夢如仙」
龍×琥オーヴァードライブ 第三章「山平水遠」
龍×琥オーヴァードライブ 第四章「白石蒼苔」
龍×琥オーヴァードライブ 第五章~跋~総論

なななんと、一章ごとにレビューいただきましたー!
ものすごく詳細なレビューで、めっちゃびっくりしました。ありがとうございます!

作品が仕上がるまで何日も一人で制作作業をこなす小説書きとしては、第三者の意見というのはとても貴重であるとともに、すごく参考になります。反省点や生かすべき点なんかもよくわかりました。今後の糧としていきたいと思います(`・ω・´)

ぜひ皆さんもレビューを読んでみてください!
ついでに私の作品も読んでいただけると嬉しいです(笑)

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読んだ本の数:40冊
読んだページ数:9251ページ

( ゚ω゚ ) < どくしょ ここまで

9月の読書メーターまとめです。今月は結構多かった!
しかも今月で、メーター登録冊数が1000冊を超えました!うれしい!

さて、今月のおススメ本を紹介。

・『MM9(創元SF文庫)』(山本弘、東京創元社、2010年)
・『ゲーム的リアリズムの誕生~動物化するポストモダン2』(東浩紀、講談社、2007年)
・『「おたく」の精神史 一九八〇年代論』(大塚英志、講談社、2004年)
・『手縫いで作る布こもの』(ブティック社、2010年)

『MM9』は、怪獣が実在する現代という設定で、その「怪獣災害」から人々を守るために活躍する気象庁の面々の物語です。怪獣は思わずニヤリとするものあり、「おー」と思うものあり。ゴジラ見て育った自分としては、「たまらーん!」な小説です。

『ゲーム的リアリズムの誕生』は、「物語が成立しない」ポストモダン=モダニズムの失われる時代において、物語を作ろうとすればどうなっていくのか、を考察した本です。これの前著はまだ読んでいませんが、この本だけでもものすごく参考になりました。「ライトノベルとは何か」「キャラクター小説とは何か」に悩める、物書きの方に超おすすめ。

『「おたく」の精神史』は、1980年代という時代の「おたく」や「おたく」と言われて批判された者・事柄たちについて振り返ることで、現代へのつながりを見いだせる本です。やっぱりこっちも物書き的に参考になりました。

『手縫いで作る布こもの』は、すべて手縫いで作る布小物の本です。小袋、バッグ、シュシュ、ブックカバー、クッションカバーなど、多岐にわたる作品が、すべて手縫いでできるステキな本です。ミシンがなくても布小物を満喫したい人におススメ!

     

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読んだ本の数:33冊
読んだページ数:5444ページ

( ゚ω゚ ) < どくしょ ここまで

8月の読書メーターまとめです。
今月は、単純計算で1日1冊読むことに成功!

それでは今月のおススメ本です。

・『ブラック・ラグーン シェイターネ・バーディ』(原作:広江礼威、小説:虚淵玄、小学館ガガガ文庫、2008年)
・『山風短(1) くノ一紅騎兵』(原作:山田風太郎、漫画:せがわまさき、講談社、2010年)
・『ドレスデン・ファイル(2) 狂った月』(ジム・ブッチャー、田辺千幸訳、早川書房、2008年)
・『Photoshopロゴデザインの王道教本』(MdN編集部、MdN、2010年)

『ブラック・ラグーン シェイターネ・バーディ』は、同題の漫画『ブラック・ラグーン』の小説版。
予想以上に面白かったです。まさにロアナプラ。ロアナプラの狂った連中がそのまんま文章になってます。テンポのよさ、思わず噴き出すコメディ、そしてSM嬢レヴィ(重要!)、バラライカの狂気……もう!好き!!

『山風短』は、『甲賀忍法帖』などで知られる山田風太郎先生の短編を、これまた『バジリスク』で知られるせがわまさき先生が漫画化。その画面・人物・文章の美しさに、心が痺れるようです。……おぬしは、痺れはせぬか?

『ドレスデン・ファイル(2)』は、先月紹介した『ドレスデン・ファイル 魔を呼ぶ嵐』の続編。
主人公ハリーがホントに素敵です。たとえボロボロになろうと、友人から失望されようと、その善良な友人のためを想い、悪を拒む。ここまで芯のある人物、見たことない!今回は、狼男伝説が大集合です。

『Photoshopロゴデザインの王道教本』は、その名の通り、CGでロゴを作るための参考書。ロゴデザイン初心者としては、大いに参考になります。
ただ、欠点もあります。一部の工程において、詳細な数値設定などはWebからダウンロードしたファイルを参照しなければなりません。正直言って、ダウンロードはめんどいです。いつまでサービスがあるかもわからないし。CD-ROMにしてくれた方が良かった。

     

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読んだ本の数:19冊
読んだページ数:1380ページ

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7月の読書メーターまとめです。
中間発表会が終わって、燃え尽き症候群になった(つーか単にダラけた)ため、たいした量は読めませんでした。とほほのほ…。

それでは今月のおススメ本。
ちょっとハードボイルド風味のもの特集にしてみました。

・『伴天連XX(1)』(原作:猪原賽、作画:横島一、エンターブレイン、2010年)
・『ドリフターズ(1)』(平野耕太、少年画報社、2010年)
・『闇狩り師 キマイラ天龍変(2)』(原作:夢枕獏、作画:伊藤勢、徳間書店、2010年)
・『ドレスデン・ファイル ―魔を呼ぶ嵐』(ジム・ブッチャー、早川書房、2007年)

『伴天連XX』は、ファミ通コミッククリア、つまりオンライン上で連載されている漫画です。江戸時代×クトゥルー×侍アクション=超おもしろい!ザビエルがいいキャラしてます。

『ドリフターズ』は、異世界バトル物。戦国時代だと思ったら異世界バトルだったでござる。御大らしいギャグとシリアス、台詞まわしが秀逸。「オッスオラ第六天魔王」がツボりました。

『闇狩り師』は、「キマイラ天龍変」の完結編。とにかく李光環が妖艶な美しさ。巫炎と光環が踊るシーンがすごい。躍動する狂気の美に見惚れます。シャモン&憲子もかわいいけどね~!

『ドレスデン・ファイル』は、TVドラマ版のDVDを見て興味を持ったので。「魔法使い」という看板を掲げてシカゴで探偵をするハリー・ドレスデンが、不可解な事件に巻き込まれるというお話。次々迫ってくるピンチにはらはらします。
余談ですが、ドラマも面白いですぞー。

     

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読んだ本の数:27冊
読んだページ数:5865ページ

( ゚ω゚ ) < どくしょ ここまで

6月の読書メーターまとめです。前半は好調でしたが、月末は大学の中間発表会が迫っていたため、失速気味。うーん。でも追いつめられると、真面目な本が読みたくなくなるんですよね。なんかプレッシャーがあって。

心のゆとりあっての読書だとひしひし感じました。
それではおススメの4冊!

・『乙女の素材集』(インプレスジャパン、2010年)
・『フリカケ素材集』(アレフ・ゼロ、技術評論社、2010年)
・『木の国熊野からの発信』(重栖隆、中央公論社、1997年)
・『大学論―いかに教え、いかに学ぶか』(大塚英志、講談社、2010年)

『乙女の素材集』『フリカケ素材集』は、いずれもCG用素材集です。『フリカケ』の方は、そこそこCG詳しい人向けだと思います。『乙女~』は、自然派可愛いが好きな人、森ガールとかな感じです。『フリカケ』は、ポップな感じになります。

『木の国熊野からの発信』は、「森林交付税構想」についてのドキュメンタリー。
和歌山県は8割が山間部。大自然に囲まれた世界は、憧れる人もいるでしょう。しかしその実、経済の発達・インフラ整備の遅れ・林業の衰退によって、過疎化が進んでいます。
「そうです、緑がたくさんあるところほど貧乏なんです、この国では」
そういう現実を前にして、「田舎は田舎らしくあれ」などと軽々しくは言えないと思います。

『大学論―いかに教え、いかに学ぶか』は、神戸芸術工科大学先端芸術学部メディア表現学科まんがアニメーション専攻、つまり「まんがを教える大学」での一期生と、その先生のお話。カケアミではなく映画的手法を教え、泣いて笑う四年間の記録を中心としたエッセイです。

     

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読んだ本の数:57冊
読んだページ数:11923ページ

( ゚ω゚ ) < どくしょ ここまで

5月の読書メーターまとめです。今月はかなり読めました。興味深い本にもいくつか出会えて、かなりホクホクです。図書館っていいなぁ。
では恒例の4冊紹介。

・『ライトノベル文学論』(榎本秋、エヌティティ出版、2008年)
・『神々の明治維新―神仏分離と廃仏毀釈』(安丸良夫、岩波書店、1979年)
・『お騒がせ贋作事件簿』(大宮知信、草思社、2002年)
・『義経地獄破り―チェスター・ビーティー・ライブラリィ所蔵 ・甦る絵巻・絵本 (1)』(小峯和明ら、勉誠出版、2005年)

『ライトノベル文学論』は、「ライトノベル概論」といった方が正確かもしれません。著者のライトノベルの定義から始まって、ライトノベルの変遷を負うことで、その時その時の流行・レーベルの盛衰を明らかにします。レーベルが乱立する現状についても軽く触れられています。

『神々の明治維新』は、タイトル通り。現在「伝統的」と思われている日本の信仰は、明治以降に政府の意向によって作られたものの場合があります。それが作られる過程で、何が失われ、何が歪んだのか。日本の伝統と信仰心について知る時に、読んでおきたい本。

『お騒がせ贋作事件簿』は、数々の贋作やその事件の取材を通して、日本の美術・骨董の世界の闇を書いています。「鑑定士」って資格はないって初めて知ったかも…。

『義経地獄破り』は、地獄に落ちた義経一行が、叛乱を起こし成仏するまでのお話。平家一行とか酒呑童子とか阿部仲麻呂とかも出てきて、オールスター地獄戦争が繰り広げられます。さすが義経さん、空気が読めてない!

     

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オリジナルのイラスト・小説・ハンドメイド作品などの創作活動を展開。おもにオンライン上で発表しています。モットーは「おもしろければ何でもいい」。あと古典が好き。最愛は日本中世(平安末~室町)期。

ちまちまと投稿もやってます。
ライトノベルレーベル中心。お見かけの際はどうぞごひいきに。

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