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サイト「Nanayo-Duki」と連動した紀和沙のブログ。日記・サイト更新情報・創作お役立ち本レビューなど。イラスト・小説などの作品はサイトにあります。詳しくは、右中段のリンクから!
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5月の読書メーター
読んだ本の数:32冊
読んだページ数:5062ページ

( ゚ω゚ ) < どくしょ ここまで

いやー今月はステキな本が多かった!
ステキすぎて4冊にしぼれない…。個々にレビューした方がいいと思うので、今回は「ベストな1冊」をご紹介したいと思います。

では5月のベスト本はこちら!

・『藤田和日郞画集20周年記念集 藤田和日郞魂』

藤田和日郞
小学館、2009年


うしおととら』、『からくりサーカス』、『月光条例』などの作品で知られる、藤田和日郞先生の画集です。雑誌に掲載されたカラーページや作品の全データとともに、藤田先生のインタビューなんかも載ってます。

このインタビューが読みたくて買いました!
藤田先生の創作スタンスがマジで好きなんです。熱い!熱いんです。「マンガは暇つぶし」と言い切るカラッとした態度からは、あふれんばかりのマンガへの愛を感じます。

あと設定を書いたノートなんかも写真で載ってるので、「なるほどこうやってお話を作るのか!」と参考にせずにはいられない。ストーリーのために研究すべき点、調べる点なんかを書き出して、チェックシートにしてあるあたりは、ぜひ今度やってみたいです。私は基本、頭の中で構築するクセがあるからなぁ…。

それから、付属のDVDも見逃せない!
短編集『夜の歌』所収の、「からくりの君」のOVAが入ってます。主人公の睚弥三郎を、なんと若本規夫さんがやってます。こうやって見ると、若本さんっていい声ですよねー。
アニメ本編のアクションシーンもすごいので、ぜひ手に入れていただきたい一冊です。

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4月の読書メーター
読んだ本の数:22冊
読んだページ数:5179ページ

( ゚ω゚ ) < どくしょ ここまで

4月の読書まとめです。
今月からまたぼちぼちやっていきたいと思います。ただ、記事を作る時間を短縮するため、「オススメ4冊」の企画はお休みし、「ベストな1冊」企画をやっていきたいと思います。「オススメ4冊」と「ベストな1冊」企画を混ぜつつ、紹介していきたいです。

では、4月のベスト本をご紹介します!

『海と列島の中世』(講談社学術文庫1592)
著:網野善彦
講談社、2003年


図書館で借りてきて読んだんですが、あまりに参考にしたい箇所が多いので、新刊で購入しました。

院政期以降の、いわゆる「中世日本」を見つめる本です。現代人が見つめる歴史観に、多くの疑問を投げかけてきます。
この本では、海を、日本列島と諸外国を断絶するバリアではなく、交流するための道であるという考え方をしています。「石高が低い→米が生産されない→貧しい土地」ではなく、海を船で行き来することで、かなり豊かな暮らしをしているところもあったといいます。
そういう感じで、昔の日本はかなりグローバルな社会であったことを教えてくれます。

著者の網野先生のご研究は、映画『もののけ姫』の世界観にも、多大な影響を与えたそうです。『もののけ姫』では、タタラや牛飼いといった、農業以外を生業とする人々の生活が描かれていましたね。そういう、「農業以外」から日本史を見つめ直そうとするのが、網野先生のひとつの特徴だと思います。

自分たちは日本史に詳しいようでいて全く詳しくない。あるいは固定観念、現代で常識と呼ばれる感覚に支配されすぎている。そういうことを、この本は教えてくれます。

こういう世界観を、自分の作品にも取り入れてみたいなぁ。



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・『AVATAR』
監督:ジェームズ・キャメロン、製作:ライトストーム・エンターテイメント
配給:20世紀フォックス、2009年

結論から言うと、

すっごい良かったー!!

いやぁ最初は「ただの超大作(笑)っしょww」とか思ってました。見ながら「うわぁ…ベタベタ」とか思ってました。
なぜラストで大泣きしているんだぜ?

ややネタバレな感想なので、いったんたたみます。



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『えろ萌え☆テクニック ~はぁはぁテキストのお作法~』
監修:高橋直樹、執筆:海野安和
双葉社、2011年


これは…いい本やでぇ…!

タイトルのアレっぷりとは反対に、マジメにいい本です。

内容は、だいたい以下の感じ。
・文章作成の基本(一字下げとか改行とかのマナーやアドバイス)
・萌えるキャラクターの作り方
・ストーリーの組み立て方
・Hテキスト作成のメソッド
・Hゲームシナリオの作り方
・作品発表の場について

基本から作成、発表までを網羅してくれています。初心者もそうでない人にもおススメ。

声を当てることを前提としたセリフの書き方とかは、Hゲームに限らず、ヴォイス付きゲーム全般にも応用がきくのではないかと思います。

あと、具体的Hシーン以外でも、心を動かす「萌え」を生み出す方法も書かれています。なので、萌え系小説全般に生かせるでしょう。また、「男性向けと女性向け(BLではない)の違いによって、Hシーンの書き方は変わってくる」というようなことまで書かれてます。な、なんて親切な本なんだ…!

色んな文章作成の本を読みましたが、これはかなりいい本だと思います。基本だけにとどまらない、応用も教えてくれる、知っているようで知らないことを教えてくれる。マジで1回読んで損はないと思います。

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2月の読書メーター
読んだ本の数:19冊
読んだページ数:3528ページ

( ゚ω゚ ) < どくしょ ここまで

2月の読書メーターまとめです。
今月はちょっと少なかったですね。でも内容はそこそこ濃いと思います。

・『人を惹きつける技術 -カリスマ劇画原作者が指南する売れる「キャラ」の創り方-』(小池一夫、講談社、2010年)
・『ユリイカ2010年2月号 特集=藤田和日郎 『うしおととら』『からくりサーカス』そして『月光条例』・・・少年マンガの20年』(青土社、2010年)
・『姿としぐさの中世史―絵図と絵巻の風景から』(黒田日出男、平凡社、1986年)
・『中世幻妖』(田中貴子、幻戯書房、2010年)

『人を惹きつける技術』は、講談社プラスアルファ新書から出ています。タイトルはコミュニケーションノウハウのようですが、中身は漫画・ドラマなどのキャラをいかにして作るか、が書かれています。筆者は、「キャラを起てる」という言葉を最初に作った人でもあります。キャラ作りにすごい参考になりました。

『ユリイカ』は、芸術評論雑誌。この号では、藤田和日郎先生が特集されています。この中の、藤田先生のインタビューは漫画描きだけでなく、小説を書く人、物語を作る人にとっても大いに参考になると思います。

『姿としぐさの中世史』は、中世の絵画・絵巻などから、中世に生きた人々の世界を知ろうというとりくみ。高下駄を使った排便や、尼僧の同性愛関係などを指摘しています。

『中世幻妖』は、マジメな考察本です。日本の中世という時代は、「無常」などの言葉でよく表わされますが、それは近代に入ってからのイメージに過ぎない。「まずはその中世観をぶち壊す!」というパワーに溢れた本です。田中先生は色んなことを研究されている方なので、イロイロ思うところあったんだろうなぁーと。この本のおかげで、自分の中の西行像はかなり変わりました。

     

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読んだ本の数:30冊
読んだページ数:6491ページ

( ゚ω゚ ) < どくしょ ここまで

1月の読書メーターまとめです。
一応、1日1冊弱のペースで読んだことに。論文の参考文献を借りたせいで、貸し出し制限に引っかかってしまい、普通の本の貸し出しができなくなったのが響いたかも。

それではおススメの4冊です。

・『社寺参詣曼荼羅』(大阪市立博物館、平凡社、1987年)
・『FBI式 人の心を操る技術』(ジャニーン・ドライヴァー著、高橋結花 訳、メディアファクトリー、2010年)
・『ブラック・ラグーン2 罪深き魔術師の哀歌』(広江礼威 原作、虚淵玄 著、小学館、2010年)
・『王様の仕立て屋29 ~サルト・フィニート~』(大河原遁、集英社、2010年)

『社寺参詣曼荼羅』には、「熊野参詣曼荼羅」や「紀三井寺参詣曼荼羅」など、数多くの社寺参詣曼荼羅が大きなカラー図版で収録されています。「熊野参詣曼荼羅」は、闘鶏神社本や武久家本、和歌山個人蔵(現速玉大社本か)など複数の図版があって、かなり貴重ではないでしょうか。

『FBI式 人の心を操る技術』は、人物描写を高める資料になるかなと思って購入。自身のある時にする仕草や、「その場の真の支配者」を示す動作などを説明してくれます。実践すれば、自分が自信たっぷりな人間になれること受け合い。
ただ、使われている写真はかなり恣意的に選んでるかなーと思いました。

『ブラック・ラグーン2』は、小説版ブラックラグーン第2弾。
時間軸は、漫画版9巻のあとくらいのようです。今回は、ブラクラの「バカバカしい」世界たっぷりで楽しめます。まさかのロットン・ザ・ウィザード主役、まさかのあのキャラも再登場。あと生き生きした「掃除屋」ソーヤーも拝めます。ソーヤー意外とかわいいよ。

『王様の仕立て屋29』は、漫画。
今までの題材・スーツははずさず、今回は時計とどう合わせるかが焦点になっています。私も月の満ち欠けが見れる時計ほしいー。

   

ブラクラはamazonさんから「リンク出せないゴメンネ」って言われてしまったorz

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読書メーター12月のまとめ

2010年の読書メーター
読んだ本の数:403冊
読んだページ数:74506ページ

( ゚ω゚ ) < どくしょ ここまで

昨日11月と12月のまとめ記事を書いてたら、きちんと投稿できなくて消えてしまった…orz
んでもって11月のデータを取得しそこねたから、11月も12月も2010年もまとめてやっちゃうぜ!

2010年も面白い本がいっぱいでした!
2010年完結で良かったのは、『コンシェルジュ』。こういうおもてなしの心を持てば、人間関係とかもっと良くなるんじゃないかと思います。
今後の展開で期待大なのは、『キングダム』でしょうね。王騎編が終わっても、濃いキャラは健在。新キャラクターもどれも魅力的で、退屈するヒマなんてありません。

11月と12月のおススメ本はこちら!
・『戦国八咫烏』(小林裕和、小学館、2010年)
・『無限のリンケージ(5) -ナイト・オブ・ナロート-』(あわむら赤光、ソフトバンククリエイティブ、2010年)
・『教養としての〈まんが・アニメ〉』(大塚英志、ササキバラ・コウ、講談社、2001年)
・『1日でできるミニテディベア』(婦人生活社、1996年)

『戦国八咫烏』は雑賀孫一が主人公の漫画。
鉄砲傭兵集団・雑賀衆のリーダーとして、その技能で難題をクリアしていく孫一がカッコいい!

『無限のリンケージ』はSFライトノベル。ついにクライマックスです!
第1巻から大好きで、ずっと追ってましたが…本当にいいクライマックスだった。あわむら先生、お疲れ様でした。

『教養としての〈まんが・アニメ〉』は、講談社現代新書。
後世に伝えるべき漫画・アニメについて書かれています。もとはアニメを教える学校で、生徒があまりにも無知なのに端を発したとか。無知を嘆くのではなく、「我々が伝える努力を怠ったのではないか」という自戒のもとにこの本を作ったそうです。

『1日でできるミニテディベア』は、出来あがりサイズが10cm程度のテディベアの作り方の本。
百均やちょっとした手芸用品コーナーでも手に入る材料で、テディベアが作れます。

     


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オリジナルのイラスト・小説・ハンドメイド作品などの創作活動を展開。おもにオンライン上で発表しています。モットーは「おもしろければ何でもいい」。あと古典が好き。最愛は日本中世(平安末~室町)期。

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ライトノベルレーベル中心。お見かけの際はどうぞごひいきに。

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