【更新】長編1点アップ！

[長編小説]更新。
中華ファンタジー長編「龍×琥オーヴァードライブ」、全7話を一挙アップしました。

これは、前作の「龍は吟じて虎は咆え」を改作したバージョンになります。ストーリーの練り直し、キャラクターの調整・追加、世界観設定の変更などをしました。前作とはまた違った世界が楽しめると思います。

話は7話分ですが、字数は10万字くらいあって、前作とほとんど変わりません。なので、お時間のある時にお楽しみください。また、1ページ当たりの字数が多いため、ページの読み込みにやや時間がかかる場合があります。

ネタバレありのあとがきはつづきからどうぞ！

【あとがき】
これは言うまでもなく、前作の長編「龍は吟じて虎は咆え」を改作したものです。改作後すぐにラノベ関連の賞に投稿し、GA文庫では一次落ち、MF文庫Jでは一次通過・二次落ちという結果をいただきました。落ちたけど、チラシに名前が載ったので、個人的にはちょっと嬉しかったり。

この「龍×琥～」の世界観は、馬王堆という中国のお墓から出土した、幡に描かれた絵をヒントにしています。玉から龍が出るという発想とか、翼のある龍とか。「応龍」の名は、『山海経』から取りました。

この作品を書いていた頃の自分は、「すべてはストーリーのために！」という気持ちがあり、結果的にキャラがやや埋もれてしまった感があります。ライトノベルの特色は「すべてはキャラクターのために」というのがどこでも言われています。それを考えると、未熟な作品であると思います。

けれども、改作して楽しかったことや、わかったことも。
玉髄・青玉というキャラクターは、こっちの性格の方が個人的に好みだと実感しました。やっぱ男はカッコよく！　女は健気でかわいく！　ボーイ・ミーツ・ガールっていいよね。男の子は女の子のことが好きで、女の子のやることにいちいち反応してしまう。そんな感じの関係を目指しました。

また、今作から登場させた一角娘もお気に入り。一角は、最初は男の子という設定だったのですが、「女が多い方がいいよ！」という友人のアドバイスから、急きょ女子に変更しました。結果的には良かったと思います。

わたし個人としては、気に入ってる作品です。
また、こうした中華ファンタジーの世界は、個人的に大好きなので、今後も機会があれば書いていきたいと思います。

それでは、ここまで読んでくださってありがとうございました！
また次回作でお会いしましょう。