昨日は、お師さんの研究所が主催する勉強会でした。
お師さんが発表されたので、私も聞きに行きました。ハハ、見事に身内しかいない!当たり前か。
いやー今回は絵を専門にされている方と、テキストを専門にする我がお師さん二人の発表でしたが、やっぱり違うものですねえ。たがいの立場と言うか、研究領域の違いって大きいなあ。
でも、学問の細分化の弊害みたいなのも感じました。細分化したのはいいけれど、おたがい交流が少ないから、おたがいの研究を生かすことができていない気がします。
わかりやすく言うと、今回扱った「絵巻物」に関することですかね。絵巻は当然、文章と絵によって構成されたものなので、研究するとなると両方検討すべきなのです。でも、「文章は文学の研究者、絵は美術の研究者がやる」というのが、まだどこかにあります。それぞれの勉強してきたことの差もありますからね。
例えば、わたしら文学研究の徒は、絵巻の紙の差とかタッチの違いとかよくわかりませんもん。
そんなわけで、学問の細分化はそれぞれの限界を生みました。実情的にも心理的にも。美術の勉強をしている先輩が、「学会で『文章は文学やってる人にまかせればいいのよー』って言われた…」と仰っていたのが印象的でした。
さて、そんな真面目な話はいったん置いておいて、終了後は懇親会でした。またの名を新年会とも言う。
何故かお師さんがたが大暴走して、下ネタに話がかっとんでいってました。お師さんが「キノさんもいるから下ネタはやめよー!」と時たま仰っておられましたが、おせーよ…もとい下ネタは平気です。どんとこいや。
お店は中華料理屋でした。
カシューナッツの炒め物、美味しかった! あとレタス包み。あんな綺麗に切ってあるレタス、始めて見た。揚げた春雨もついてたしね。この白いの好きなのだー。麻婆豆腐もそれほど辛くなくて、よかった。
そいで、デザートにはゴマ団子。これがすごく大きかった。しかも、小豆餡ではなく黒ゴマ餡。黒ゴマペーストを甘くしたものが入ってました。おー。普通の餡とは違った風味がまた楽しかったです。
で、終了間際になって、今回の研究会の話になりました。おせーよ(二度目)
酔っぱらった先生方の議論で、ケンケンガクガクになってました。陽気になった先生と、冷静な先生の差が大きかった。
何だかんだで3、4時間くらい宴会しました。
同輩(同所属院生)とわたしとで「夫婦漫才を組め!」と言われたのもいい思い出です。「松竹っぽい」ですって。吉本には及ばぬということか! だがお断る! いや、同輩のノリがもっと良ければやります。相方の問題です。
さて、三連休もあと一日かあ。
ネット繋がってないPCだったから、多分USBか何かで、誰か持ち込んだのかなあ。PCの場所的に言って、利用者は限られてくるんですが。もー。
とりあえず、「駆除してください…」とお願いしときました。職員の人に。
さて、それはそうと。
昨年、ある人から「書道関係の道具を扱う会社から届いた」というパンフレットを見せてもらいました。書道と言っても、字を書くだけじゃないんですね。「書画」…水墨画や仏画、絵ハガキの参考書も売っているんです。あと篆刻(ハンコ)とか。
で、そういった本の中には、普通の書店では手に入りにくそうな書籍ありました。ついつい釣られて買ってしまいました。もちろん通販で。
そんなわけでホクホクしていたら、年明けにその会社からパンフが送られてきました。おお、いいですねー。今回も、書画関係の書籍がたくさん載っていて、そそられるものがあります。
あー『芥子園画傳』欲しいなー。
これには草木・花や動物を、筆で描くハウツーが載ってます。これの通りに書けば、すげー水墨画も簡単に描ける…というか、ネタ考えなくてもそれなりのものが描けます。すごいです。
自分は、こういったビジュアル的な資料も積極的に集めています。絵描きの参考にもなるし、小説書きの参考にもなります。なぜなら私は、
・頭の中で映像的イメージを組み立てる
↓
・そこで人物を動かす
↓
・そうして出来たイメージを文章化する
という手順で小説を書いています。なので、自分の想像力のレパートリーって大事なんです。知らない物はイメージしようがないですからねー。
最近はカラー写真なんて当たり前ですし、動画サイトでいろいろなモノの実際の動きを見ることもできます。便利な世の中になったものです。技術バンザイ。
そんなわけで、書画の参考書はもっとたくさん欲しいなー。書道ってすごいなー。筆っていいなー。
ところで、私はとんでもない悪筆です(オチ)
お正月は親戚でパーティーしたり、御挨拶に行ったりしてました。
祖父上が「小説読みたい」と言うので、『しゃばけ』を薦めてみました。そしたら、「おもしろいわコレ」と言ってもらえました。
よ、よかった。人に本を薦めるのは勇気がいります。マンガなら「これなら紹介しても大丈夫!」というレパートリー(?)がありますが、小説やアニメは難しい。ジャンルが多岐に渡るし、好みが分かれるし。
で、あと友人と土産物買いに行ったり。
クジラの歯をストラップにしたものを買いました。てかお土産屋のおばちゃん、めっちゃフレンドリーだった。近頃体験していないヌクモリティでした。あ、これ何クジラの歯か聞くの忘れた。
ちなみに、私の地元は、クジラ肉が比較的簡単に手に入ります。
肉は干したものをよく食べる。内臓は「うでもの」と呼びます。内臓なのに「うで」とはこれいかに。私は食べないけど、父親は食べます。
さて、お正月休みもぼちぼち終わり。
今年はもっともっと頑張りたい。ラノベも投稿したい。職も決めたい。ああ、無事修了したい。この3つを軸にして、ぐるんぐるん独楽のように美しく回りたいものです。
読んだ本の数:20冊
読んだページ数:3172ページ
( ゚ω゚ ) < どくしょ ここまで
11月ならびに12月の読書メーターまとめです。
・『戦国八咫烏』(小林裕和、小学館、2010年)
・『無限のリンケージ(5) -ナイト・オブ・ナロート-』(あわむら赤光、ソフトバンククリエイティブ、2010年)
・『教養としての〈まんが・アニメ〉』(大塚英志、ササキバラ・ゴウ、講談社、2001年)
・『一日でできるミニティディベア』(カントリークラフト、婦人生活社、1996年)
『戦国八咫烏』は、雑賀孫一を主人公とした戦国マンガ。
鉄砲傭兵集団「雑賀衆」のリーダー・孫一が、戦国の英雄らと邂逅しつつ、得意の火縄銃で窮地を切り抜けていくというストーリー。孫一が、信長や藤吉郎(のちの秀吉)、竹中半兵衛などのちに歴史に名を残す武将らと出会っていくロードムービー的な魅力もあるかも?今後の展開がすごく楽しみです。
『無限のリンケージ』第5巻は、SF系ライトノベル。ついにクライマックスです。
いやー大団円で本当に良かった。本音を言えばもっと読みたいシリーズでしたが…これくらいで終わった方が、皆の前途を想像する楽しみもできるかもしれませんね。
『教養としての〈まんが・アニメ〉』は、講談社現代新書。漫画を教える仕事についた筆者たちが、生徒である若者たちがあまりに過去の漫画・アニメに無知なことから書かれた本です。といっても、「若者の無知」を嘆くのではなく、「自分たちが伝えるべき作品について伝えてこなかったのではないか」という自戒から生まれた本です。私も無知な若者のひとりなので、何を押さえるべきかがまとめられた本があると便利です。めっちゃ参考になります。
『一日でできるミニテティベア』は、ぬいぐるみ作りの本。
出来あがりサイズ10センチ前後のミニベアが作れます。ちょっとしたスーパーの手芸コーナーでも手に入る素材で作れるので、手軽にベア作りを楽しめます。
[ピクチャ]更新。
ハンドメイド作品1点、ピアス「SwallowTail」をアップしました。
友人が「レース編み教えて」と言ってきたので、一緒に買出しに行きました。
かなり大きな手芸店にいったので、レース糸と一緒に、ピアスパーツも購入。アメリカ製の、まるでミニチュアのようなチャームが1個300円程度で手に入りました。ピアスの金具を含めても、全部で1000円行ってません。
こういう重厚感のあるデザイン、フツーのアクセサリショップとかで買ったら、2000円くらいしますよね。でも手作りだから1000円なの。うふふ。自画自賛。
唯一の欠点は、左右の重さがかなり違うこと(笑)
デザインは、アゲハチョウをモチーフにしました。
左右のメインパーツがミカンなので。いや、緑色だからスダチか?(笑)
アゲハチョウって柑橘類好きですよねー。黄色いツブみたいな卵を、ミカンの葉っぱに産むんだよもう。
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オリジナルのイラスト・小説・ハンドメイド作品などの創作活動を展開。おもにオンライン上で発表しています。モットーは「おもしろければ何でもいい」。あと古典が好き。最愛は日本中世(平安末~室町)期。
ちまちまと投稿もやってます。
ライトノベルレーベル中心。お見かけの際はどうぞごひいきに。
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