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サイト「Nanayo-Duki」と連動した紀和沙のブログ。日記・サイト更新情報・創作お役立ち本レビューなど。イラスト・小説などの作品はサイトにあります。詳しくは、右中段のリンクから!
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読んだ本の数:33冊
読んだページ数:5349ページ

( ゚ω゚ ) < どくしょ ここまで

今月は1日1冊のペースで新しく本を読むことに成功。もっと食わず嫌いにならず本を読まないとNE!
では恒例の4冊紹介。

・『おばさんとトメ』(くるねこ大和、幻冬舎、2009年)
・『坊主DAYS』(杜康潤、新書館、2009年)
・『中世人の経済感覚』(本郷恵子、NHK出版、2004年)
・『キャラクターとは何か』(小田切博、筑摩書房、2010年)

『おばさんとトメ』は、『くるねこ』シリーズで知られるくるねこ大和さんと、愚連隊の一員・トメ吉ちゃんのお話。大いに笑えますが、ちょっと考えさせられたり切なくなったりするエピソードもあります。

『坊主DAYS』は、臨済宗のお寺を実家に、その住職を兄にもつ作者が描く、坊主の生態(笑) 杜康潤先生は、ハガレンの荒川弘先生のアシスタントなどとして、たびたび荒川先生の作品にも登場します。

『中世人の経済感覚』は、文字通り、鎌倉・室町期の人々の金銭感覚に迫ります。貨幣価値・交易のほか、売官などに関しても簡単に面白く読めます。

『キャラクターとは何か』は、文化・創作面から語られることの多かった「キャラクター」について、ビジネスという視点から考察を行った本。マンガのキャラだけではなく、ゆるキャラ・ボーカロイドなどについても言及。最近問題になった編集者と漫画家の関係、二次創作という市場などについても「そう言われればそうだね」と思えることがいっぱいです。サブカルの歴史まとめとしてもいい本かな。

    

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「ウチの子が世界一カワイイ」って皆思ってるよね。

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[長編小説]更新。

中華風ファンタジー長編「龍は吟じて虎は咆え」、以下の3話分をアップしました。
・伍ノ一「迫るもの」
・伍ノ二「雲上の城」
・伍ノ三「託宣」

や、やっと第5部に突入しました。
これからラストスパートです。

Web拍手、いつもありがとうございます。

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いやー新年度が始まってテンテコマイの管理人です。

とりあえず、学科の新歓会が終わりました。M2(修士2年)がほぼすべての用意を行い、司会もわたくし管理人がつとめました。疲れた…。

そして、その新歓会の3日前ほどの週末には、体調を崩してトイレの住人と化してました。歩くと雲を踏むような感覚になるほど熱が出て、起きるも地獄、寝るも地獄の腹痛と頭痛と胸痛に悩まされました。姿勢を大きく変えると、あっという間にお腹がピーゴロ。胸の痛みで眠れない…とまあそんな状態。

そのひどい状態は1日でほぼ治まったんですが、周期的に襲ってくる腹痛には悩まされました。
しかし見事に2kgくらい体重が減った。やったー(棒読み)

一応医者に行きましたが、レントゲン3枚も撮られた割に原因はきちんと言ってもらえず、頭フラフラ体ブルブルしてるのに待合室で1時間放置され、点滴でやはり1時間放置され(しかも週末で半ドンだったらしく看護師さんが帰ってゆく…)、結構サンザンでした。

なんか話が前後してるな。整理すると、
金:新歓準備
土:高熱・腹痛で倒れる。病院行く。
日:ちょっと回復する。
月:新歓準備
火:新歓当日
水:疲労で起きれなくなる。
木:回復する←イマココ!

健康ってすばらしい。

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先日、京都の金剛能楽堂にて行われた、お能の鑑賞会に行ってまいりました。友人が招待券を手配してくれたのですー。ありがとう!



演目は
・狂言「伯母ヶ酒」
・能「殺生石 女体」
の二本立てでした。写真は、「殺生石」の後半、後シテがつける冠です。

「伯母ヶ酒」は、酒屋の伯母とその甥のお話。酒を飲ませてくれない「しわい」伯母に、甥は一計を案じます。伯母はまんまとひっかかり、甥とは知らずに酒をふるまいます。そのうち酔っぱらった甥は正体を見破られ、甥は伯母に追い回される……というストーリーです。
鬼の面をつけた甥が「頭からガリガリじゃー!」と脅すと、会場中から笑いが起こってました。

「殺生石」は、有名な那須野の殺生石を題材にした能。金剛流独自の演出を加えたものだそうです。
後シテの玉藻前が、巨大な殺生石を割って登場するのが見どころ。黒垂の長髪に、つややかな上着と、緋大口(赤い袴)という妖艶な美女の姿で現れます。
柔らかそうな袖を完全に制御して、激しくも美しく舞う姿は圧巻でした。これは静止画やイラストでは表現しきれない魅力ですよね。
前半部分は寝てたとか、そういうことはありますん。

で、終了後は京都を軽く散策。護王神社へ。



ここに祀られている和気清麻呂が、流罪にされて大分に入った時、イノシシがどこからともなくやってきて彼を守ったそうです。それを記念して、境内はイノシシだらけでした。



迫力の剥製。剥製だらけでした。あと、置物とかも山のようにあった。

そういえば、『もののけ姫』では乙事主は、九州の出という設定でしたよね。「鎮西の乙事主だ!」「鎮西? 海を渡ってきたというのか!」っていう会話があったし(鎮西は九州のことです)。何か関係あるのかなぁ。



御所も散策。7日から特別拝観なのが惜しい。
その後は河原町まで歩きました。途中、本能寺も見ました(上の写真)。もう閉まってたので、中は見れませんでしたが。これは秀吉が移設したものらしいですね。



おっと忘れずに京都の桜も。

いやー久々に楽しい一日でした。京都はいいなぁ。ただし気候のいいときに限る!

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読んだ本の数:19冊
読んだページ数:4145ページ

( ゚ω゚ ) < どくしょ ここまで

3月の読書メーターまとめです。今月は1週間帰省して、しかも本読んでるヒマが全然なかったので、かなり冊数が減りました。せっかくの春休みが…。

ではおススメ本を4冊ご紹介。
・『人魚の森』(高橋留美子、小学館、1992年)
・『日本古典文学を読む』(三村晃功・広田哲通・寺川真知夫・本間洋一 編、和泉書院、2002年)
・『魔の世界』(那谷敏郎、講談社、2003年)
・『ふんわりシュシュ』(高橋恵美子、日東書院、2010年)

『人魚の森』は、不老長寿の人魚をめぐる、ミステリアスなお話。シリアスな雰囲気と、不老不死に翻弄される人々のやりとりが秀逸。
『日本古典文学を読む』は、私が大学院試にも使った本。日本の文学史が、すっきりとまとめられています。けど詳しいので、文学をやる人におすすめ。
『魔の世界』は、講談社学術文庫の本。ヨーロッパ・中東・インド・中国・日本…と全世界のモンスターの様相について、しっかり考察されています。
『ふんわりシュシュ』は、前にも紹介した本。布を縫うだけではなく、リボンやビーズを使ったシュシュの作り方もあります。ヘアバンドスタイルも作れます。

どの本も、1冊でまとめてたくさんの情報が得られる本です。

   

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[ピクチャ]更新。
ハンドメイド作品、下記の2点をアップしました。
・ブックカバー「落花流水
・シュシュ「菊花深し

今回は和風のアイテムです。
ブックカバーは、綺麗な柄の布を生かすため、型紙とトレス台を使って、柄の位置をきちんと取りました。金魚を生かしたかったんだよね。金魚かわいい。

シュシュの布は、ブックカバーの裏布と同じものを使ってます。
ゴムは、以前買ったヘアゴム(好きな長さにカットできるやつ)が余ってたので、それを使いました。普通の結び方だとすべったので、テグス結びにしてあります。できあがり写真じゃわからないけどね。

今度はちりめんとかでも作ってみたい。

ちなみに、シュシュは『ふんわりシュシュ』(高橋恵美子、日東書院、2010年)という本を参考にしました。手縫いで素敵なシュシュやヘアバンドを作る方法が書かれてます。ミシンが無くてもソーイングを楽しみたい人におすすめ。

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オリジナルのイラスト・小説・ハンドメイド作品などの創作活動を展開。おもにオンライン上で発表しています。モットーは「おもしろければ何でもいい」。あと古典が好き。最愛は日本中世(平安末~室町)期。

ちまちまと投稿もやってます。
ライトノベルレーベル中心。お見かけの際はどうぞごひいきに。

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