サイト「Nanayo-Duki」と連動した紀和沙のブログ。日記・サイト更新情報・創作お役立ち本レビューなど。イラスト・小説などの作品はサイトにあります。詳しくは、右中段のリンクから!
創作仲間の、すぎはらさんからいただきましたー。
物書きバトン
条件
・物書きさん以外の方の回答は認めません。
・包み隠さず正直に話してください。
・最後のお題は各自でお題を決めて次に回すこと。
・最後は5人にバトンを回すこと。
■あなたのお名前を教えてください。(HNで結構です)
紀和沙(きの かずさ)と申します。
■執筆歴は何年?
うーん、お遊び含めると10年以上にはなると思います。
ガチで(投稿とか考えて)書き出したのは、2007~2008年くらいから。
■何がきっかけで書き始めました?
10万字レベルの長編を書き出したのは、大学入ってアニメを見出して、本格的にオタクの道に入ってからですね。
自分がふれてきた創作物には、もちろん面白いものも多かったですが、「なんでこの展開になるねん!」っていう不満の残るものもあったので。そうい うものに対して、「うおおおおおお自分が面白い話を作ってやるんじゃあああああ!」という反動が来たのが、一番のきっかけなんじゃないかと思います。
■最初に書いた話はどんな話ですか?
一番最初は……たしか厨二まっさかりな頃に……頃に……うおおおおおおおッ!(暗部の扉が開いた)
暗部の扉を開けるのは危険なので勘弁してください。
ガチで書き出して最初に書いた話(長編)は、中華ファンタジーでした。サイト(http://nanayoduki.michikusa.jp/ )にある「龍は吟じて虎は咆え」という作品がそうです。
いやまぁ、それ以前にも短編とかはちょこちょこ出してましたけど、もうどれが最初だったとか覚えてないんですよ…orz
■好き、または得意なジャンルは何ですか?(ファンタジーや推理など)
ファンタジーや伝奇物ですね。
こう、エンターテイメントとしての創作物である以上、現実世界にはないものを見たいと思ってます。
■NL.BL.GLでどれが一番好きですか?
NL!NL!NL!NL!男女が一番好きです。
同性愛は、それ自体を目的として書くのではなく、文化や個性として作中に登場させるならアリかなと思ってます。
■小説を書く際によく使う人称は?
圧倒的三人称……っ!
ただし完全な神の視点ではなく、カメラを登場人物の肩に乗せてる感じですかね。主人公の気持ちは書くけど、相手の気持ちは主人公の目を通した印象しかわかんない、みたいな。
■小説を書く際にプロットは立てますか?
おおまかなものなら。
だいたい途中で変わったり、プロットを固めきれてなくて迷ったりします(笑)
■オリジナルキャラがいれば、詳細プロフを教えて下さい。(差し支えなければで結構です)
・青玉……西洋物なら「サファイア」、東洋物では「青玉」の名前で登場する少女キャラ。青い目に青い長髪がキービジュアルです。性格は話によって変わりますが、健気・丁寧口調がお気に入り。神秘的な力や血統を継ぐ者として使ってます。
・玉髄……西洋物なら「サードニクス」、東洋物では「玉髄」の名前で登場する少年キャラ。黒褐色の髪に、緑色の目がキービジュアル。青玉の相手(相棒や恋愛相手)として扱ってます。
この二人は、自分の中でのいわば「スターシステム」のキャラクターとして構築されてます。スターシステムっていうのは、複数の作品にまたがって、同じキャラクターが出るシステムのことです。手塚治虫作品におけるヒゲオヤジとかロックみたいなキャラの使い方ですね。
■小説を雑誌等に投稿したことはありますか?あるなら、その時の評価は?
だいたいはここの「いろいろ活動」カテゴリで報告してますが。
・第3回小学館ライトノベル大賞ガガガ部門……………一次選考落選。
・第2回GA文庫大賞(前期)……………………………二次選考落選。
・第2回GA文庫大賞(後期)……………………………一次選考落選。
・第6回MF文庫Jライトノベル新人賞(第4期予備)……二次選考落選。
・第3回GA文庫大賞(前期)……………………………一次選考落選。
・第7回MF文庫Jライトノベル新人賞(第3期予備)……二次選考落選。
・第4回GA文庫大賞(前期)……………………………一次選考落選。
見事に一次落ちと二次落ちを繰り返しております。修行が足らんでホンマ。
投稿して落っこった作品の一部は、サイトの「長編小説」に置いてあります。
■携帯・パソコンに入力してますか?それとも紙に書きますか?
両方です!
手で書くのがめんどくさい長い設定は、PCやポメラに。
相関図や「このエピソードはここに挿入してー」みたいなフローチャート(?)は、紙に書きます。
■大人な文章、書いたりしますか?
書きたいと思いつつ、書いてないなー。基本的に、オトナな雰囲気を求められるジャンルに手を出してないからだと思います。中高生むけだと、「恋愛OK・性行為NG」みたいな基準がありますし。
あと、小説置いてあるHPのサーバーが、18禁御法度だし。
でも、引き出しを作るために、一度は やっておきたいですね。pixivとかなら掲載できるしー。
■主人公はやんちゃ派?クール派?
クール派なんじゃないでしょうか。クールというか流されというか…。
でも、『うしおととら』のうしおみたいな、熱血漢の主人公も書いてみたい!きっと素敵に動いてくれると思うの。
■ヒロインは元気娘派?大人しい派?お姉さん派?
大人しい派。健気属性が好きというのもあって。
健気で儚げでものわかりがいい少女に、世界を破壊するチートクラスパワーがあるとか萌えますよね。よ!ね!
■凸凹コンビって好きだったりします?
大好物です。
性格が反対でもいいし、年代が全然違うでもいいし、逆に身長が違いすぎるとかでも萌えます。
■脇キャラにするならどんなキャラが良いですか?
「特定分野に対しては超有能なのに、ふだんはお笑いポジション」なキャラですね。『機動警察パトレイバー』でいうところの、シバさんみたいな。映画で言ったら「面白黒人」とか「ちょっとオタクっぽいメカニック」みたいなポジションが好きですね。
こういう人は主人公をしっかりサポートできるし、狂言回しにもできるし……便利だと思うんですよね。
■文章に記号とか絵文字使ったり…しますか?
基本的には、しないですね。
ただHPに出すと想定すればアリだと思います。せっかくhtmlなんだし、太字とか拡大文字とかミニgif使ってハート入れるとか、アリアリだと思います。やってみたいー。
■基本的にあなたの文章は長い?短い?
短い……方なのかな?
一文あたりがくどくならないようにはしています。あとネットで出すときは、句読点多めにしてます。その方が読みやすくなるらしいので。
■小説のネタはどんな時に浮かびますか?
歩いてるとき、音楽を聴くとき、映画を見てるとき、アニメを見てるとき、本を読んでるとき、寝ようとしてるとき、夢の中で……そりゃーもうどんなときもーどんなときもー♪
「他人の創作物を見ると、自分の作品が作れなくなる」という人もいますが、私はむしろ他人の創作物を見たあとの方がやる気が出るみたいです。
■あなたにとって小説とは?
世界を面白くする術(すべ)だと思ってます。
■『』をお題に500文字以内のSSを作って下さい。
『霧』『はさみ』というお題をいただきました。
『ジャック&ジェーン』
きいん!
霧の帝都で、鋼と鋼がぶつかった。
男と女が、霧の帝都を飛ぶ。彼らの影が交差するたび、霧の中に火花が散った。
「ジャック・ザ・リッパー!」
女が叫ぶ。
「おう、ジェーン・ザ・シザーじゃないか」
男が答える。
女の手には、巨大な鋏。庭師が使う剪定バサミよりも大きい。
男の手には、幾本ものナイフ。短剣投げの大道芸人のようだ。
「ジェーン、久々の再会なのに、いきなり斬りつけるなよ」
「言いたいことがあって来たのよ」
「ほう?」
「あたしは不満なの。アンタが先に世に出たせいで、あたしのやったこともあんたのせい」
「ジェーン・ザ・シザーの名、いまだ世に出ず……か」
「そうよ」
ジェーンが鋏を持ち上げる。しゃきん、と刃が鳴った。
「縄張り争いは決着したけど、今夜は別件での異議申し立てってわけ」
「話し合う、と?」
ジャックのナイフが、鉤爪のようにきらめく。
「われら殺人鬼、話し合いとはすなわち言葉のダンスパーティー」
「われらの言葉、それはすなわち殺し合い」
この濃い霧が、血煙に変わるまで語り合おう。
男と女が飛んだ。
霧の帝都に、鋼の音が鳴り響く。
切り裂く者と、切り落とす者。二人の宴は朝まで続く。
■このバトンを答えが聞きたい5人の物書きさんに回してください。
んーむ、持って行きたい方、お願いします!
前の質問のお題は、『色』『美少女』で!
物書きバトン
条件
・物書きさん以外の方の回答は認めません。
・包み隠さず正直に話してください。
・最後のお題は各自でお題を決めて次に回すこと。
・最後は5人にバトンを回すこと。
■あなたのお名前を教えてください。(HNで結構です)
紀和沙(きの かずさ)と申します。
■執筆歴は何年?
うーん、お遊び含めると10年以上にはなると思います。
ガチで(投稿とか考えて)書き出したのは、2007~2008年くらいから。
■何がきっかけで書き始めました?
10万字レベルの長編を書き出したのは、大学入ってアニメを見出して、本格的にオタクの道に入ってからですね。
自分がふれてきた創作物には、もちろん面白いものも多かったですが、「なんでこの展開になるねん!」っていう不満の残るものもあったので。そうい うものに対して、「うおおおおおお自分が面白い話を作ってやるんじゃあああああ!」という反動が来たのが、一番のきっかけなんじゃないかと思います。
■最初に書いた話はどんな話ですか?
一番最初は……たしか厨二まっさかりな頃に……頃に……うおおおおおおおッ!(暗部の扉が開いた)
暗部の扉を開けるのは危険なので勘弁してください。
ガチで書き出して最初に書いた話(長編)は、中華ファンタジーでした。サイト(http://
いやまぁ、それ以前にも短編とかはちょこちょこ出してましたけど、もうどれが最初だったとか覚えてないんですよ…orz
■好き、または得意なジャンルは何ですか?(ファンタジーや推理など)
ファンタジーや伝奇物ですね。
こう、エンターテイメントとしての創作物である以上、現実世界にはないものを見たいと思ってます。
■NL.BL.GLでどれが一番好きですか?
NL!NL!NL!NL!男女が一番好きです。
同性愛は、それ自体を目的として書くのではなく、文化や個性として作中に登場させるならアリかなと思ってます。
■小説を書く際によく使う人称は?
圧倒的三人称……っ!
ただし完全な神の視点ではなく、カメラを登場人物の肩に乗せてる感じですかね。主人公の気持ちは書くけど、相手の気持ちは主人公の目を通した印象しかわかんない、みたいな。
■小説を書く際にプロットは立てますか?
おおまかなものなら。
だいたい途中で変わったり、プロットを固めきれてなくて迷ったりします(笑)
■オリジナルキャラがいれば、詳細プロフを教えて下さい。(差し支えなければで結構です)
・青玉……西洋物なら「サファイア」、東洋物では「青玉」の名前で登場する少女キャラ。青い目に青い長髪がキービジュアルです。性格は話によって変わりますが、健気・丁寧口調がお気に入り。神秘的な力や血統を継ぐ者として使ってます。
・玉髄……西洋物なら「サードニクス」、東洋物では「玉髄」の名前で登場する少年キャラ。黒褐色の髪に、緑色の目がキービジュアル。青玉の相手(相棒や恋愛相手)として扱ってます。
この二人は、自分の中でのいわば「スターシステム」のキャラクターとして構築されてます。スターシステムっていうのは、複数の作品にまたがって、同じキャラクターが出るシステムのことです。手塚治虫作品におけるヒゲオヤジとかロックみたいなキャラの使い方ですね。
■小説を雑誌等に投稿したことはありますか?あるなら、その時の評価は?
だいたいはここの「いろいろ活動」カテゴリで報告してますが。
・第3回小学館ライトノベル大賞ガガガ部門……………一次選考落選。
・第2回GA文庫大賞(前期)……………………………二次選考落選。
・第2回GA文庫大賞(後期)……………………………一次選考落選。
・第6回MF文庫Jライトノベル新人賞(第4期予備)……二次選考落選。
・第3回GA文庫大賞(前期)……………………………一次選考落選。
・第7回MF文庫Jライトノベル新人賞(第3期予備)……二次選考落選。
・第4回GA文庫大賞(前期)……………………………一次選考落選。
見事に一次落ちと二次落ちを繰り返しております。修行が足らんでホンマ。
投稿して落っこった作品の一部は、サイトの「長編小説」に置いてあります。
■携帯・パソコンに入力してますか?それとも紙に書きますか?
両方です!
手で書くのがめんどくさい長い設定は、PCやポメラに。
相関図や「このエピソードはここに挿入してー」みたいなフローチャート(?)は、紙に書きます。
■大人な文章、書いたりしますか?
書きたいと思いつつ、書いてないなー。基本的に、オトナな雰囲気を求められるジャンルに手を出してないからだと思います。中高生むけだと、「恋愛OK・性行為NG」みたいな基準がありますし。
あと、小説置いてあるHPのサーバーが、18禁御法度だし。
でも、引き出しを作るために、一度は やっておきたいですね。pixivとかなら掲載できるしー。
■主人公はやんちゃ派?クール派?
クール派なんじゃないでしょうか。クールというか流されというか…。
でも、『うしおととら』のうしおみたいな、熱血漢の主人公も書いてみたい!きっと素敵に動いてくれると思うの。
■ヒロインは元気娘派?大人しい派?お姉さん派?
大人しい派。健気属性が好きというのもあって。
健気で儚げでものわかりがいい少女に、世界を破壊するチートクラスパワーがあるとか萌えますよね。よ!ね!
■凸凹コンビって好きだったりします?
大好物です。
性格が反対でもいいし、年代が全然違うでもいいし、逆に身長が違いすぎるとかでも萌えます。
■脇キャラにするならどんなキャラが良いですか?
「特定分野に対しては超有能なのに、ふだんはお笑いポジション」なキャラですね。『機動警察パトレイバー』でいうところの、シバさんみたいな。映画で言ったら「面白黒人」とか「ちょっとオタクっぽいメカニック」みたいなポジションが好きですね。
こういう人は主人公をしっかりサポートできるし、狂言回しにもできるし……便利だと思うんですよね。
■文章に記号とか絵文字使ったり…しますか?
基本的には、しないですね。
ただHPに出すと想定すればアリだと思います。せっかくhtmlなんだし、太字とか拡大文字とかミニgif使ってハート入れるとか、アリアリだと思います。やってみたいー。
■基本的にあなたの文章は長い?短い?
短い……方なのかな?
一文あたりがくどくならないようにはしています。あとネットで出すときは、句読点多めにしてます。その方が読みやすくなるらしいので。
■小説のネタはどんな時に浮かびますか?
歩いてるとき、音楽を聴くとき、映画を見てるとき、アニメを見てるとき、本を読んでるとき、寝ようとしてるとき、夢の中で……そりゃーもうどんなときもーどんなときもー♪
「他人の創作物を見ると、自分の作品が作れなくなる」という人もいますが、私はむしろ他人の創作物を見たあとの方がやる気が出るみたいです。
■あなたにとって小説とは?
世界を面白くする術(すべ)だと思ってます。
■『』をお題に500文字以内のSSを作って下さい。
『霧』『はさみ』というお題をいただきました。
『ジャック&ジェーン』
きいん!
霧の帝都で、鋼と鋼がぶつかった。
男と女が、霧の帝都を飛ぶ。彼らの影が交差するたび、霧の中に火花が散った。
「ジャック・ザ・リッパー!」
女が叫ぶ。
「おう、ジェーン・ザ・シザーじゃないか」
男が答える。
女の手には、巨大な鋏。庭師が使う剪定バサミよりも大きい。
男の手には、幾本ものナイフ。短剣投げの大道芸人のようだ。
「ジェーン、久々の再会なのに、いきなり斬りつけるなよ」
「言いたいことがあって来たのよ」
「ほう?」
「あたしは不満なの。アンタが先に世に出たせいで、あたしのやったこともあんたのせい」
「ジェーン・ザ・シザーの名、いまだ世に出ず……か」
「そうよ」
ジェーンが鋏を持ち上げる。しゃきん、と刃が鳴った。
「縄張り争いは決着したけど、今夜は別件での異議申し立てってわけ」
「話し合う、と?」
ジャックのナイフが、鉤爪のようにきらめく。
「われら殺人鬼、話し合いとはすなわち言葉のダンスパーティー」
「われらの言葉、それはすなわち殺し合い」
この濃い霧が、血煙に変わるまで語り合おう。
男と女が飛んだ。
霧の帝都に、鋼の音が鳴り響く。
切り裂く者と、切り落とす者。二人の宴は朝まで続く。
■このバトンを答えが聞きたい5人の物書きさんに回してください。
んーむ、持って行きたい方、お願いします!
前の質問のお題は、『色』『美少女』で!
今日は、「榊一郎のエンタメのレシピ」を聴きに行ってきましたー!
榊一郎先生といえば、『神曲奏界ポリフォニカ
』や『ストレイト・ジャケット
』で知られる、小説家!twitterで創作講座をやってらっしゃることもあります。そんな先生のお話を生で聴けるとあれば、「こりゃーいかねば」と出陣してきました。
会場は、大阪アニメーションスクール。
心斎橋から歩けるな!と思って行ったんですが、距離感がわからず、会場にはギリギリで到着。うしろの方に座ってました。うう、イスが固くておしりいたい。
会場には、ゲストの神野オキナ先生・空埜一樹先生のほか、あわむら赤光先生・雨木シュウスケ先生・五代ゆう先生・すえばしけん先生・むらさきゆきや先生など
「関西圏の業界人、ほぼ集まってんじゃねーの?」(@榊先生)
と言わしめるほどの作家先生方が!すっげぇ。前にもうしろにも、プロとして活動されてらっしゃる方々が…!空気が熱うございました。
このイベントは、「お話を組む」というのをリアルタイムで行う、リアルにライブ形式で行われました。まさに即興。お客さんのリクエストを聴きつつ、結果的には「換骨奪胎」と「三題噺」を使いながら、プロットをひとつ練っていくという形式に。
「換骨奪胎」のネタになったのは、空埜先生の『死なない男に恋した少女
』。
榊先生:「読んだことある方、あらすじをお願いします」
お客さん:「タイトルの通りです!」
榊先生:「……骨も残らないな」
で会場爆笑。このあと「じゃあ作者に語ってもらいましょう」とふられた空埜先生も「ほぼタイトルの通りです!」との返答。
結果的には、「抱えた欠陥により、社会生活が営めない少女」+「少女の欠陥を補完する能力のある少年」というカタチが骨として残りました。
そこを色づけるプロットのネタは、客席から募集。「お墓」「とうがらし」「王様」の三題が出されました。
神野先生:「お墓と王様は似てますね!」
榊先生:「えっ?w」
と、早くも連想モードが全開の先生方。「お墓」と「王様」が似てるって、創作やってないと理解できない会話でしたねw
そして三題出されたわけですが、三題噺といっても、それをそのままではなく、そこから連想できるワードを出していく作業に。
・「お墓」→「罠」「遺産」「税務署」「ゾンビ」
・「とうがらし」→「赤い」「辛い」「苦手」「炎」
・「王様」→「戴冠式」「血筋」「ギロチン」「革命」「秘宝」
などのワードが出されました。
「とうがらし」の段で、とうがらしは植物か野菜か果物か、という話になり、
神野先生:「果物じゃないでしょう。あれをかじって「みずみずしい」とは言わないでしょうw」
という発言で笑いが。
しかしここから神展開が待っているとは、誰も予想していなかった…。
そこから生まれたのは、
「ゾンビのような覇気の無い主人公」
「辛いモノを甘いとしか感じられない(味覚が一般人と逆転した)ヒロイン」
「味覚障害は、金持ちが行った遺伝子操作の結果」
という設定によるラブコメ。
榊先生:「これラブコメなんですか?w さっきからバンバン黒い話が出てますが」
神野先生:「設定は黒くてもやってることはラブコメです。部数も見込めますしw」
で会場爆笑。
書き出しは、
「ゾンビ映画を怖いと感じなくなったのは、いつからだろう」
という印象深いもの。うわぁ主人公の設定から書き出しができちゃったよぉー!すげぇー!神じゃ!物語の神様が降臨なされておる!
ライブ中は、榊先生が他の先生の意見を聞きつつ、「あーはいはいはい……えっ?w」と聞き返す展開も。大勢のクリエイターが放つアイデアは、思わず二度見(二度聞き?)してしまうおもしろさがあります。
敵を作れ、という課題に榊先生は
「宣伝してもいいのよv」
と言いながら、会場の客席にいたあわむら赤光先生を指名。そこから次々とギョーカイの方が犠牲に…。中には「物語の神様降臨」状態で、まったく別のプロットを語り出す先生も。すげえー。
榊先生曰く、「感覚で物語を作っちゃう人と、そうでない人」の両方が集った会場は、ずっと熱気こもりっぱなしでした。
ここからは長すぎなので簡単に抜粋。
・主人公は、「読者の友達」になれるか
・自分のシュミを挟むときは自重して
・うまく書けないのは当たり前。理想の文章が出たらそのまま行け
・オビが書ける作品か(世界観を一言であらわせる特徴がある作品か)
・枚数という制限内で書くことに慣れよう
・とにかく1作品書き上げよう
・「自分は何がしたいのか?」を問おう
もう「おおー」の連続の4時間半でした。
途中では声優コース所属のMCさんが、即興で書かれた会話文をアテレコするなど、新鮮な試みも。小説・漫画・アニメでの台詞回しの違いなども解説されました。
ああ、本当にいい1日でした。
よし、書こう。身構えずに、物語を作り出そう!やーるぞー!
榊一郎先生といえば、『神曲奏界ポリフォニカ
会場は、大阪アニメーションスクール。
心斎橋から歩けるな!と思って行ったんですが、距離感がわからず、会場にはギリギリで到着。うしろの方に座ってました。うう、イスが固くておしりいたい。
会場には、ゲストの神野オキナ先生・空埜一樹先生のほか、あわむら赤光先生・雨木シュウスケ先生・五代ゆう先生・すえばしけん先生・むらさきゆきや先生など
「関西圏の業界人、ほぼ集まってんじゃねーの?」(@榊先生)
と言わしめるほどの作家先生方が!すっげぇ。前にもうしろにも、プロとして活動されてらっしゃる方々が…!空気が熱うございました。
このイベントは、「お話を組む」というのをリアルタイムで行う、リアルにライブ形式で行われました。まさに即興。お客さんのリクエストを聴きつつ、結果的には「換骨奪胎」と「三題噺」を使いながら、プロットをひとつ練っていくという形式に。
「換骨奪胎」のネタになったのは、空埜先生の『死なない男に恋した少女
榊先生:「読んだことある方、あらすじをお願いします」
お客さん:「タイトルの通りです!」
榊先生:「……骨も残らないな」
で会場爆笑。このあと「じゃあ作者に語ってもらいましょう」とふられた空埜先生も「ほぼタイトルの通りです!」との返答。
結果的には、「抱えた欠陥により、社会生活が営めない少女」+「少女の欠陥を補完する能力のある少年」というカタチが骨として残りました。
そこを色づけるプロットのネタは、客席から募集。「お墓」「とうがらし」「王様」の三題が出されました。
神野先生:「お墓と王様は似てますね!」
榊先生:「えっ?w」
と、早くも連想モードが全開の先生方。「お墓」と「王様」が似てるって、創作やってないと理解できない会話でしたねw
そして三題出されたわけですが、三題噺といっても、それをそのままではなく、そこから連想できるワードを出していく作業に。
・「お墓」→「罠」「遺産」「税務署」「ゾンビ」
・「とうがらし」→「赤い」「辛い」「苦手」「炎」
・「王様」→「戴冠式」「血筋」「ギロチン」「革命」「秘宝」
などのワードが出されました。
「とうがらし」の段で、とうがらしは植物か野菜か果物か、という話になり、
神野先生:「果物じゃないでしょう。あれをかじって「みずみずしい」とは言わないでしょうw」
という発言で笑いが。
しかしここから神展開が待っているとは、誰も予想していなかった…。
そこから生まれたのは、
「ゾンビのような覇気の無い主人公」
「辛いモノを甘いとしか感じられない(味覚が一般人と逆転した)ヒロイン」
「味覚障害は、金持ちが行った遺伝子操作の結果」
という設定によるラブコメ。
榊先生:「これラブコメなんですか?w さっきからバンバン黒い話が出てますが」
神野先生:「設定は黒くてもやってることはラブコメです。部数も見込めますしw」
で会場爆笑。
書き出しは、
「ゾンビ映画を怖いと感じなくなったのは、いつからだろう」
という印象深いもの。うわぁ主人公の設定から書き出しができちゃったよぉー!すげぇー!神じゃ!物語の神様が降臨なされておる!
ライブ中は、榊先生が他の先生の意見を聞きつつ、「あーはいはいはい……えっ?w」と聞き返す展開も。大勢のクリエイターが放つアイデアは、思わず二度見(二度聞き?)してしまうおもしろさがあります。
敵を作れ、という課題に榊先生は
「宣伝してもいいのよv」
と言いながら、会場の客席にいたあわむら赤光先生を指名。そこから次々とギョーカイの方が犠牲に…。中には「物語の神様降臨」状態で、まったく別のプロットを語り出す先生も。すげえー。
榊先生曰く、「感覚で物語を作っちゃう人と、そうでない人」の両方が集った会場は、ずっと熱気こもりっぱなしでした。
ここからは長すぎなので簡単に抜粋。
・主人公は、「読者の友達」になれるか
・自分のシュミを挟むときは自重して
・うまく書けないのは当たり前。理想の文章が出たらそのまま行け
・オビが書ける作品か(世界観を一言であらわせる特徴がある作品か)
・枚数という制限内で書くことに慣れよう
・とにかく1作品書き上げよう
・「自分は何がしたいのか?」を問おう
もう「おおー」の連続の4時間半でした。
途中では声優コース所属のMCさんが、即興で書かれた会話文をアテレコするなど、新鮮な試みも。小説・漫画・アニメでの台詞回しの違いなども解説されました。
ああ、本当にいい1日でした。
よし、書こう。身構えずに、物語を作り出そう!やーるぞー!
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紀 和沙 (KINO Kazusa)
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サイト「Nanayo-Duki」と連動するブログです。
オリジナルのイラスト・小説・ハンドメイド作品などの創作活動を展開。おもにオンライン上で発表しています。モットーは「おもしろければ何でもいい」。あと古典が好き。最愛は日本中世(平安末~室町)期。
ちまちまと投稿もやってます。
ライトノベルレーベル中心。お見かけの際はどうぞごひいきに。
拍手・コメント歓迎。
創作物への感想・ご意見、またご依頼等は、こちらのメールフォームをお使いください。
(サイトのメールフォームをお使いいただいても結構です)
オリジナルのイラスト・小説・ハンドメイド作品などの創作活動を展開。おもにオンライン上で発表しています。モットーは「おもしろければ何でもいい」。あと古典が好き。最愛は日本中世(平安末~室町)期。
ちまちまと投稿もやってます。
ライトノベルレーベル中心。お見かけの際はどうぞごひいきに。
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